腱鞘炎

投稿日：2024年1月05日

ドケルバン病・ばね指

人間が指を使う際には筋肉と腱がスライドするように動き指先を動かす事が出来ます。

この腱が浮かないように押さえる役目をしているのが腱鞘です。

このベルト（腱）と通し穴（腱鞘）部分が繰り返し動作により炎症を起こしたり、摩擦により肥厚したりする事により痛みや引っ掛かり感などが出現します。

腱鞘炎は二つの症状に分けられます。

①ドケルバン病

ドケルバン病は主に手首周辺に出現する痛みで短母指伸筋腱、長母指外転筋腱とそれを覆うトンネルのような組織との摩擦による炎症の痛みです。

抱っこをする産後の女性やパソコンやスマホで手を酷使するデスクワーカーやスポーツ選手に多く見られます。

指先を使うと強い激痛がある事もあります。

②ばね指

親指、人差し指、中指の手のひら側に起きやすく、指の曲げ伸ばしなどの際に痛みや引っ掛かり、曲げた指が戻らないなどの症状が出ます。

ドケルバン病と同じく指先を酷使する人や更年期などのホルモン異常でも起きやすいと言われています。

腱鞘炎は炎症が起こっているため炎症を抑えなければいけません。

そのため、「ハイボルテージ治療」や「アイシング」、「鍼施術」を患者様の状態にあわせて行い、炎症を早期に抑えていきます。

日常生活に支障をきたすほどの痛みが出ている場合、
いちえ鍼灸整骨院では、ハイボルテージ電気機器を用いた施術を行っています。

この機械は痛みの原因が神経・筋肉などの炎症にある場合、その炎症に直接作用し痛みを取り除くことができます。

また、どの部分に炎症が起きているのかを検査することもできるので今後のドケルバン病・ばね指を治療していくにあたって最適な治療プランを提案することができます。

鍼灸により、炎症の緩和だけでなく、原因の筋肉の緊張を改善することが出来ます。