疲労骨折
疲労骨折
疲労骨折とは、主にスポーツ選手や運動部の学生に多く見られるスポーツ障害の一種です。
骨折というと一瞬にして骨が折れるというイメージをお持ちの方も多いと思いますが、疲労骨折の場合、繰り返される外力によって徐々に骨にダメージが加えられます。
もちろん、スポーツ以外の局面で起こる可能性が無い訳ではありませんが、スポーツにともなって見られるケースがほとんどと言っても過言ではありません。
その結果として微小骨折(レントゲンでも判別が難しいくらいの小さな骨折)を起こすのが特徴です。
疲労骨折は、15歳から16歳くらいの生徒に多く見られます。
その理由として、中学校から高校に上がり、部活の運動量が急に増えることなどがあげられています。
【疲労骨折の原因】
疲労骨折は骨への瞬間的な衝撃ではなく、繰り返される負荷によって起こるのが特徴です。
ただ、それ以外にも疲労骨折のリスクを高める原因がいくつかあります。
- オーバーユース(使い過ぎ)
- 身体の使い方
- 生活習慣
- 筋力不足
- 骨の脆弱化
- 偏平足
【疲労骨折の症状】
疲労骨折の初期には痛みがないことも多く、また、人によって痛みの感じ方も異なります。
- 中足骨
- 脛骨
- 足の舟状骨
- 肘
- 腰
- 肋骨
いちえ鍼灸整骨院の【疲労骨折】アプローチ方法
疲労骨折を起こした場合、通常の骨折とは異なり、手術やボルト固定などをせず、包帯やテーピングでの軽い固定をして安静することで回復を待つ「保存療法」をおこなうのが一般的です。
ただし、歩行時の痛みが強い場合などは、松葉杖を用いて免荷(ダメージを減らすこと)が必要です。
疲労骨折を起こすと、筋力低下や筋肉の硬直が始まり、競技への復帰が遅くなってしまいます。
関連する筋肉に対してアプローチし、予防も含めてストレッチしていきます。
いちえ鍼灸整骨院の【疲労骨折】に対する施術方法
■ハイボルテージ治療
疲労骨折には、電気治療も有効な場合もあります。
ハイボルテージ治療器のマイクロカレントでは、身体と同じような電流を流し、治りやすい環境に身体を整えていきます。