肩の痛みでお悩みの方へ|明石市のいちえ鍼灸整骨院が解説する原因と鍼灸・整体によるケア
肩の痛み

「肩が痛くて腕が上がらない」
「服を着たり、髪を結んだりするのがつらい」
「夜になると肩がズキズキして眠れない」
「肩を動かすと痛いけれど、原因がよく分からない」
このような肩の痛みでお悩みではありませんか?
肩の痛みは、単純な「肩こり」だけが原因とは限りません。肩関節周囲炎(いわゆる四十肩・五十肩)、腱板損傷、腱板炎、石灰沈着性腱板炎、上腕二頭筋長頭腱炎など、さまざまな原因によって起こります。
また、首や背中、肩甲骨まわりの筋肉の緊張や姿勢の乱れが、肩の動かしにくさや痛みにつながっているケースもあります。
明石市のいちえ鍼灸整骨院では、肩だけを見るのではなく、肩甲骨・背中・首・骨盤など身体全体のバランスを確認しながら、患者様一人ひとりの状態に合わせた施術を行っています。
今回は、肩の痛みが起こる原因や注意したい症状、鍼灸によるアプローチ、日常生活でできるセルフケアについて詳しく解説します。
肩の痛みは「肩だけ」が原因とは限りません
肩は、身体の中でも非常に大きく動く関節です。
腕を前後に動かすだけでなく、横に上げたり、頭の上まで伸ばしたり、背中に手を回したりするなど、非常に広い範囲で動かすことができます。
そのため肩関節は、骨だけで安定しているわけではありません。
肩の周囲には、
- 腱板(ローテーターカフ)
- 三角筋
- 僧帽筋
- 肩甲挙筋
- 菱形筋
- 大胸筋
- 小胸筋
- 上腕二頭筋
など、多くの筋肉や腱が関係しています。
さらに、肩甲骨は肋骨の上を滑るように動きます。
つまり、肩をスムーズに動かすためには「肩関節」だけでなく、肩甲骨・胸椎・首・背中などの連動した動きが重要です。
そのため、肩の痛みがあるからといって、痛い場所だけを揉めばよいとは限りません。
肩の痛みで考えられる主な原因
1.肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)
代表的な肩の痛みの一つが、いわゆる「四十肩・五十肩」です。
肩関節周囲炎では、肩を動かしたときの痛みだけでなく、肩の動かせる範囲が徐々に狭くなることがあります。
特に、
「髪を洗う」
「服を着替える」
「エプロンを結ぶ」
「洗濯物を干す」
「高いところの物を取る」
といった日常動作で痛みを感じる方が多くみられます。
夜間に痛みが強くなり、眠りにくくなることもあります。
肩関節周囲炎では、痛みが強い時期に無理に動かしすぎると負担になる一方、痛みが落ち着いてきた段階で適切に動かさないと、肩が固くなってしまうことがあります。
そのため、現在どの段階にあるのかを見極めながら施術や運動を行うことが重要です。
2.腱板損傷・腱板炎
肩の深い部分には、肩関節を安定させる「腱板」という組織があります。
腱板に炎症や損傷が起こると、
- 腕を上げると痛い
- 肩に力が入りにくい
- 夜間に痛みが出る
- 特定の角度で強く痛む
- スポーツや仕事の後に痛みが増える
といった症状が出ることがあります。
転倒やスポーツなどの明らかなきっかけがある場合だけでなく、年齢とともに腱が弱くなり、日常生活の動作の中で損傷するケースもあります。
特に「痛いけれど腕は動かせるから大丈夫」と自己判断してしまう方もいますが、肩の痛みと筋力低下が続く場合には注意が必要です。
3.石灰沈着性腱板炎
突然、肩に激痛が起こった場合には、石灰沈着性腱板炎の可能性もあります。
「昨日まで普通だったのに、急に肩が激痛になった」
「夜中に突然痛くなった」
「痛くて腕をほとんど動かせない」
という場合は、単なる肩こりとは考えにくいケースがあります。
このような急激で強い痛みの場合は、自己流でマッサージやストレッチをするのではなく、まず医療機関で状態を確認することが大切です。
4.首や姿勢が関係する肩の痛み
肩の痛みを感じていても、実際には首や背中の状態が関係していることがあります。
デスクワークやスマートフォンの使用時間が長い方は、頭が前に出る「頭部前方位姿勢」になりやすく、首や肩の筋肉に負担がかかります。
また、猫背になると肩甲骨が動きにくくなり、腕を上げる際に肩周辺へ余計な負担がかかることがあります。
このタイプでは、
「肩を揉んでもすぐ戻る」
「デスクワークをすると肩が痛くなる」
「首も一緒に重い」
「背中が張っている」
といった特徴がみられることがあります。
なぜ肩が痛くなるのか?いちえ鍼灸整骨院が考えるポイント
肩の痛みを改善するためには、痛みが出ている場所だけではなく、なぜそこに負担が集中したのかを考えることが大切です。
例えば、肩甲骨の動きが悪くなっていると、腕を上げる際に肩関節へ負担が集中することがあります。
また、
- 猫背
- 巻き肩
- 胸郭の動きの低下
- 首や背中の筋肉の緊張
- 肩甲骨周囲の筋力不足
- 運動不足
- 同じ姿勢の継続
- 仕事やスポーツによる肩の使いすぎ
などが複合的に関係している場合があります。
そのため、当院では「肩が痛いから肩だけ」という考え方ではなく、身体全体の動きを確認します。
明石市のいちえ鍼灸整骨院で行う肩の痛みへの鍼灸
肩の痛みに対する施術の一つとして、当院では鍼灸治療を取り入れています。
鍼灸では、痛みのある場所だけを狙うのではなく、肩の動きに関係する筋肉や周辺組織の状態を確認しながら施術を行います。
例えば、
- 肩甲骨周囲の筋肉
- 僧帽筋
- 菱形筋
- 肩甲挙筋
- 三角筋
- 棘上筋
- 棘下筋
- 小円筋
- 大胸筋
など、症状や身体の状態に合わせて施術部位を考えます。
肩周辺の筋肉が過度に緊張している場合には、その緊張を整え、肩を動かしやすい状態を目指します。
また、肩の痛みが長期間続いている方では、痛みをかばうことで首や背中まで緊張していることがあります。
その場合は肩だけでなく、首や背中なども含めて身体全体を確認します。
鍼治療は肩の痛みに対して短期的な痛みや機能の改善が期待される可能性が報告されていますが、すべての肩の痛みに鍼が適しているわけではありません。症状の原因や状態を確認したうえで、適切な施術を選択することが重要です。
肩の痛みに対して「骨盤」も見る理由
「肩が痛いのに骨盤?」と思われるかもしれません。
しかし、身体は一つにつながっています。
例えば、骨盤が後ろに傾き、背中が丸くなると、胸郭や肩甲骨の位置にも影響することがあります。
その結果、肩を動かすために本来必要な動きがうまくできず、肩周辺の筋肉に負担が集中する場合があります。
そのため、いちえ鍼灸整骨院では、必要に応じて姿勢や骨盤の状態も確認します。
「肩の痛みなのに、なぜ姿勢を見るの?」
という疑問を持たれる方もいるかもしれません。
しかし、肩を動かす土台となる身体全体のバランスを確認することで、肩に負担がかかっている理由が見えてくることがあります。
肩が痛いときに自宅でできるセルフケア
肩の痛みがある場合、無理なストレッチは避ける必要があります。
特に、強い痛みがある時期や、急に痛くなった場合は注意してください。
痛みが比較的軽く、動かしても症状が悪化しない場合には、肩甲骨をゆっくり動かす程度の軽い運動がおすすめです。
例えば、肩をすくめるようにゆっくり持ち上げ、その後力を抜いて下ろします。
これを痛みが出ない範囲で数回行います。
また、長時間同じ姿勢を続けないことも重要です。
デスクワークの場合は、1時間に一度程度を目安に姿勢を変え、肩や首を軽く動かす習慣をつけましょう。
ただし、運動中に痛みが強くなる場合は中止してください。
こんな肩の痛みは放置しないでください
次のような症状がある場合には、早めに医療機関へ相談することをおすすめします。
- 転倒や衝突後から強く痛む
- 急激に激痛が出た
- 腕がほとんど上がらない
- 明らかに力が入らない
- 夜間痛が強く、眠れない
- 肩の腫れや強い熱感がある
- 痛みが長期間改善しない
- 手や腕にしびれがある
- 胸の痛みや息苦しさなどを伴う
肩の痛みの中には、腱板損傷や石灰沈着性腱板炎など、整形外科での検査が必要なものもあります。
「肩こりだろう」「年齢のせいだろう」と決めつけず、症状が強い場合には一度状態を確認することが大切です。
いちえ鍼灸整骨院の肩の痛みへの施術
当院では、まず患者様のお話をしっかり伺います。
「いつから痛いのか」
「どの動作で痛むのか」
「夜も痛いのか」
「仕事やスポーツで肩をどのように使っているのか」
「過去に肩を痛めたことがあるのか」
などを確認します。
そのうえで肩の動きや肩甲骨、首、背中、姿勢などを確認し、現在の状態を把握します。
そして、必要に応じて、
鍼灸
整体
姿勢へのアプローチ
肩甲骨周囲の調整
運動療法
セルフケア指導
などを組み合わせていきます。
肩の痛みは、一人ひとり原因や身体の状態が異なります。
だからこそ、同じ「肩が痛い」という症状でも、全員に同じ施術をするのではなく、状態に合わせた施術を行うことが大切だと考えています。

