【明石市の鍼灸専門】呼吸のしにくさにお悩みの方へ ― 鍼灸治療で根本改善を目指す

はじめに

日常生活の中で「呼吸がしにくい」と感じることはありませんか?
それは一時的な疲労やストレスによるものかもしれませんが、慢性的に続く場合、体の不調や自律神経の乱れ、呼吸器系・循環器系の疾患、あるいは筋肉の緊張が関わっていることもあります。

ここ明石市にあるいちえ鍼灸整骨院では、呼吸のしにくさに対して鍼灸治療を中心としたアプローチを行っています。本記事では、鍼灸の専門的な視点から呼吸のしにくさの原因と治療法について詳しく解説します。

呼吸のしにくさの原因とは?

呼吸のしにくさ(呼吸困難感)は、さまざまな要因から生じます。代表的なものを以下に挙げます。

1. 呼吸器系の問題

  • 気管支喘息

  • 慢性閉塞性肺疾患(COPD)

  • 肺炎や気管支炎
    これらは医学的な診断と治療が不可欠です。

2. 循環器系の問題

  • 心不全

  • 不整脈
    心臓のポンプ機能が低下すると酸素の循環が滞り、呼吸が浅くなりやすいです。

3. 自律神経の乱れ

ストレスや不安から自律神経が乱れると、過呼吸や浅い呼吸になり「息苦しい」と感じる方が多くいます。

4. 姿勢や筋肉の緊張

デスクワークやスマホの長時間使用で猫背になり、肋間筋や横隔膜が硬くなると呼吸がしにくくなります。

鍼灸治療が呼吸に与える効果

東洋医学では「気の流れ(気血水)」が滞ると体にさまざまな不調が現れると考えます。呼吸のしにくさは「気の巡りの不足」や「肺の機能低下」と捉えられることが多いです。

鍼灸治療の効果は次のように期待できます。

1. 自律神経の調整

鍼刺激は交感神経と副交感神経のバランスを整え、過緊張状態を和らげます。呼吸が浅くなっている方には、副交感神経を優位にしてリラックスした深い呼吸を促します。

2. 呼吸筋の緊張を緩和

胸部や背部、首回りの筋肉が硬くなると、呼吸に必要な動きが制限されます。鍼灸は筋肉の緊張を緩め、肋骨や横隔膜の動きをスムーズにします。

3. 免疫力の向上

東洋医学的に「肺」は免疫とも関連が深い臓腑です。鍼灸で肺経や大腸経などの経絡を整えることで、呼吸機能の改善と免疫力向上が期待できます。

4. 心身のリラックス

鍼灸施術は副交感神経を優位にし、呼吸だけでなく睡眠の質や精神的な安定にもつながります。ストレス性の呼吸困難感にも有効です。

具体的な鍼灸施術例

明石市のいちえ鍼灸整骨院では、以下のような施術を行っています。

  • 経絡治療:肺経・腎経・任脈を中心にツボを使用

  • 局所治療:胸鎖乳突筋、斜角筋、肋間筋への鍼

  • 灸治療:お腹(中脘・気海)や背中(肺兪・膈兪)への温灸で気の巡りを改善

  • 姿勢改善指導:呼吸を助けるストレッチやセルフケアを提案

健康保険の適応について

鍼灸治療は、以下の疾患で医師の同意書があれば健康保険が適用されます。

  • 神経痛

  • リウマチ

  • 頸腕症候群

  • 五十肩

  • 腰痛症

  • 頸椎捻挫後遺症

残念ながら、「呼吸のしにくさ」そのものは保険適応外です。ただし、首や肩の緊張、姿勢の不良が関係している場合、上記疾患名で保険治療が可能なケースもあります。詳しくは当院へご相談ください。

呼吸のしにくさを放置しないために

呼吸困難感が強い場合は、まずは内科や呼吸器科での診断が必要です。そのうえで大きな異常がなく、筋肉の緊張や自律神経の乱れが原因と考えられる場合には、鍼灸治療が非常に有効です。

特に、

  • 慢性的な肩こり・首こりがある

  • 姿勢が悪く猫背になりやすい

  • ストレスで息苦しさを感じる
    といった方は、鍼灸施術で改善する可能性が高いです。

まとめ

呼吸のしにくさは、身体的・精神的なさまざまな要因によって引き起こされます。
明石市のいちえ鍼灸整骨院では、鍼灸治療を通して自律神経の調整、筋肉の緊張緩和、免疫力の向上を図り、呼吸を楽にするサポートを行っています。

「深い呼吸ができるようになった」「胸の重苦しさが取れた」と実感される方も多く、日常生活の質の向上につながります。

もし呼吸のしにくさでお悩みの方は、一人で抱え込まず、ぜひ当院にご相談ください。

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