【明石市の鍼灸院】腱板断裂の原因・症状・治療法〜鍼灸によるアプローチとは?【いちえ鍼灸整骨院】
鍼灸

こんにちは。兵庫県明石市の「いちえ鍼灸整骨院」です。
今回は、肩の痛みや可動域制限を引き起こす代表的な疾患の一つ「腱板断裂(けんばんだんれつ)」について、専門的な視点から詳しく解説いたします。
特に当院が行っている鍼灸治療を中心にしたアプローチについてもご紹介しますので、肩の不調でお悩みの方はぜひ最後までお読みください。
腱板断裂とは?
腱板(けんばん)とは、肩のインナーマッスル(回旋筋腱板:ローテーターカフ)を構成する筋肉群の腱の集まりを指します。具体的には以下の4つの筋肉が腱板を構成しています。
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棘上筋(きょくじょうきん)
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棘下筋(きょくかきん)
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小円筋(しょうえんきん)
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肩甲下筋(けんこうかきん)
これらの筋肉が協調して働くことで、肩の安定性と滑らかな運動を支えています。
腱板断裂とは、これらの腱が部分的または完全に断裂してしまう状態を指します。中高年に多く発生し、加齢性変性や反復的な負荷、スポーツや仕事による過使用などが原因となるケースが多いです。
明石市でも増加する腱板断裂の背景
明石市は高齢化が進む地域でもあり、当院にも肩の痛みを訴えて来院される40代〜70代の患者様が非常に多くいらっしゃいます。
腱板断裂は、以下のような原因によって発症します。
① 加齢性変性(自然な老化現象)
40歳を過ぎた頃から腱の柔軟性や血流量が低下し、小さなダメージが積み重なることで断裂へと進行します。
② スポーツや仕事での酷使
野球、テニス、水泳などのスポーツや、重い物を持ち上げる作業、反復動作の多い仕事に従事している方もリスクが高まります。
③ 外傷性の損傷
転倒や打撲、事故によって強い衝撃が加わり、腱板が断裂するケースもあります。
腱板断裂の主な症状
腱板断裂では以下のような症状が現れます。
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夜間痛(夜眠れないほどの痛み)
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腕を上げる・下げるときの痛み
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腕を上に挙げきれない
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肩を動かすと「ゴリッ」「パキッ」といった異音
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力が入りにくい、物が持てない
特に夜間痛は腱板断裂の代表的な症状であり、睡眠障害に悩まされる方も多くいます。
腱板断裂の治療方法
腱板断裂の治療は、断裂の程度(部分断裂・完全断裂)、年齢、日常生活への支障度合いなどによって異なります。
① 保存療法
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安静
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痛み止めの内服
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リハビリ(理学療法)
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鍼灸治療(後述)
② 手術療法
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関節鏡視下手術
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開放手術
※高齢者では保存療法が第一選択になることが多いです。
鍼灸院での腱板断裂治療の可能性
ここからが当院・いちえ鍼灸整骨院(明石市魚住町)の専門分野となります。
鍼灸治療は腱板断裂に対しても有効な補助療法として注目されています。
鍼灸が有効な理由
① 血流改善
断裂部位や周囲筋肉に対して鍼刺激を加えることで、患部の血流が促進され、自己修復力が高まります。腱板の血行は非常に乏しいため、鍼灸による血流改善は非常に理にかなっています。
② 炎症の抑制
微細な鍼刺激により、自律神経のバランスが整えられ、局所の炎症を緩和する作用が期待できます。これにより痛みが軽減され、夜間痛の改善にもつながります。
③ 筋緊張の緩和
肩関節周囲の筋肉が硬直すると可動域制限や痛みが悪化します。鍼灸で筋緊張を緩めることで動かしやすさが改善します。
④ 自然治癒力の活性化
鍼灸は全身調整にも優れており、腎・肝・脾などの機能を整え、体全体の治癒力を底上げします。これが慢性疾患の改善にも繋がります。
いちえ鍼灸整骨院の腱板断裂アプローチ
当院(明石市魚住町、いちえ鍼灸整骨院)では、腱板断裂の患者様に対して以下の流れで施術を行っています。
① 丁寧なカウンセリング・検査
痛みの部位、発症時期、動作痛の有無、夜間痛の有無など詳細にお伺いします。また、徒手検査(ドロップアームテスト、ペインフルアークサイン等)を実施して損傷の程度を評価します。
② 鍼灸治療の実施
・患部周囲のトリガーポイント鍼
・肩甲骨周囲筋の鍼通電療法
・全身調整の経絡鍼灸
鍼は使い捨て(ディスポーザブル)で衛生面も安心です。
③ 手技療法・運動療法の併用
必要に応じて手技による肩関節モビライゼーション、可動域訓練、セルフストレッチ指導も行います。
④ 再発予防の指導
姿勢改善、肩周囲筋の筋力強化、自宅でできるセルフケアも丁寧に指導します。
実際に鍼灸治療を受けられた明石市の患者様の声
60代女性
「夜も眠れないほどの肩の痛みが、通院3回目くらいでかなり楽になりました。手術は怖かったのですが、鍼灸でここまで改善できるとは驚きました。」
50代男性
「趣味のゴルフができなくなり困っていましたが、いちえ鍼灸整骨院さんの鍼と運動療法のおかげで、今ではスイングも問題なく楽しめています。」
このように、明石市で腱板断裂にお悩みの方は鍼灸治療という選択肢を検討してみる価値があります。
放置せず、早期治療をおすすめします
腱板断裂は放置すると断裂が拡大し、手術適応になるリスクも高まります。
鍼灸治療は保存療法の重要な選択肢のひとつとして、多くの整形外科医も注目しています。
少しでも肩の違和感・痛みを感じたら、お早めにご相談ください。
いちえ鍼灸整骨院のご案内
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院名:いちえ鍼灸整骨院
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住所:兵庫県明石市魚住町錦が丘4丁目1-10
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電話番号:078-380-8439
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営業時間:
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月・火・水・金:9:30〜12:30 / 15:00〜20:00
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木:9:30〜15:00
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土:9:30〜17:00
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当院では、専門的な鍼灸施術と細やかなカウンセリングで皆様のつらい症状に寄り添います。
「腱板断裂かな?」と不安に感じたら、お気軽にいちえ鍼灸整骨院までご相談ください。