【専門解説】タナ障害(棚障害)とは — 膝の違和感でお悩みの方へ
タナ障害

膝の内側に「引っかかるような感じ」や「痛み」を覚えたことはありませんか?その症状は「タナ障害(棚障害、plica syndrome)」かもしれません。今回はいちえ鍼灸整骨院が、タナ障害の特徴や原因、当院での治療方法についてわかりやすく解説します。膝の違和感でお困りの方は、ぜひ参考にしてください。
タナ障害とは?
膝の中には「滑膜ひだ(かつまくひだ)」と呼ばれる組織があります。これが肥厚して動きの中で膝の骨や軟骨と擦れ合うことで、「引っかかり感」や「痛み」が出てしまうのがタナ障害です。
スポーツをする方や膝の曲げ伸ばしが多い方に起こりやすく、特にランニングやジャンプ、階段の上り下りで症状が目立ちます。
主な症状
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膝の内側や前方での「引っかかる感じ」
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膝を動かすと「コリッ」とした音が鳴る
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階段や正座での痛み
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運動後の腫れや熱感
こうした症状は、半月板損傷や靭帯損傷など他の膝の病気と似ているため、自己判断せずに専門家のチェックを受けることが大切です。
当院での治療の流れ
いちえ鍼灸整骨院では、原因を丁寧に調べたうえでお一人おひとりに合った施術を行っています。
1. 検査と評価
膝の動きを確認し、どの動作でタナが引っかかっているのかを調べます。
2. 鍼灸施術
膝まわりの筋肉や関節に鍼を行い、血流を促して炎症を和らげます。痛みを抑え、膝の動きをスムーズにする効果が期待できます。
3. 骨格・関節の調整
股関節や足首の動きの悪さが膝への負担につながっていることも多いため、全身のバランスを整える矯正も取り入れます。
4. 筋力トレーニング指導
膝を安定させるために必要な太ももの内側やお尻の筋肉を鍛える運動を指導します。これにより再発を防ぎます。
5. テーピングやセルフケア指導
症状が強い時はテーピングやサポーターを使って膝をサポート。自宅でできるストレッチや運動もアドバイスします。
ご自宅でできるセルフケア
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アイシング:運動後に15分ほど冷やすと炎症の悪化を防げます。
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ストレッチ:太ももやふくらはぎを柔らかく保つと膝の負担が減ります。
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軽い筋トレ:膝に負担をかけすぎない範囲でスクワットやヒップリフトがおすすめです。
回復の目安
軽症であれば数週間〜2か月ほどで改善が見込めますが、長く放置すると症状が慢性化することもあります。早めに専門的な施術を受けることが改善への近道です。
よくある質問
Q. 手術は必要ですか?
A. 多くの場合、鍼灸やリハビリで改善します。手術が必要になるのはごく一部です。
Q. 鍼は痛くないですか?
A. 当院では髪の毛ほどの細い鍼を使うので、痛みをほとんど感じずに安心して受けていただけます。
膝の違和感でお悩みの方へ
タナ障害は正しいケアで改善できる症状です。いちえ鍼灸整骨院では初回特別体験を1,100円でご用意していますので、膝の違和感や痛みでお困りの方はお気軽にご相談ください。
いちえ鍼灸整骨院
住所:〒674-0081 兵庫県明石市魚住町錦が丘4丁目1‐10
電話:078‐380‐8439
膝の引っかかりや痛みでお悩みの方に、安心して動ける毎日を取り戻していただけるようサポートいたします。