鵞足炎

鵞足炎（がそくえん）は膝の内側、脛骨の上部にある「鵞足（がそく：縫工筋・薄筋・半腱様筋の腱が集合する部位）」周辺の腱や滑液包が炎症を起こす状態を指します。ランニングや階段昇降、急な運動負荷、あるいは下肢アライメントの乱れ（O脚・内反膝など）による摩擦・牽引が原因で発症しやすく、明石市周辺でスポーツや通勤・育児で膝に負担のかかる方に多く見られます。当院「いちえ鍼灸整骨院」でもランニング愛好者や産後の体型変化で来院される方の相談が増えています。

症状の特徴 — こんな症状があれば要注意

• 膝の内側、脛骨粗面付近の局所の圧痛（押すと痛い）

• 階段の昇降や走るとき、立ち上がりで痛みが増す

• 局所の腫れ・熱感を伴うことがあるが、強い発赤や発熱がある場合は専門医受診が必要

• 痛みで運動や日常動作が制限される

これらは鵞足の腱や滑液包に反復的な摩擦・牽引ストレスがかかることで起きます。肥満や筋力不足、柔軟性低下（ハムストリングスの短縮）もリスクです。

診断と当院の評価ポイント

当院では詳しい問診と触診を行い、以下を確認します。

• 痛みの部位・発症状況（運動時か徐々に出たか）

• 動作での誘発テスト（膝の屈伸や抵抗をかけた際の痛み）

• 下肢アライメント、筋力バランス、歩行やランニングフォームのチェック

必要に応じて整形外科と連携しエコー検査で腱周囲の炎症や滑液包の貯留を確認することも可能です。

いちえ鍼灸整骨院の治療方針（明石市での実績）

当院は鍼灸と整骨の技術を融合し、個々の原因に合わせたオーダーメイド治療を行います。主な流れは以下の通りです。

1. 安静と負荷調整
   　症状の強い時期は運動負荷を減らし、患部の過度な摩擦を避けます。アイシングや消炎目的の物理療法を併用します。

2. 鍼灸（局所+遠隔）
   　患部周辺の筋緊張を抑え、血流改善と自然治癒力を促進します。局所の鍼と下肢の関連するツボへアプローチすることで炎症と痛みを和らげる効果が期待できます。明石市内で鍼灸を探す方にも好評です。

3. 手技療法・筋膜リリース
   　縫工筋・薄筋・半腱様筋などの筋緊張をほぐし、腱と滑液包の摩擦を軽減します。また骨盤・股関節・足関節のアライメントを整える整体的アプローチも重要です。

4. 運動療法（ストレッチ＆筋力強化）
   　ハムストリングスや内転筋の柔軟性改善、股関節外旋筋群の強化で再発予防を図ります。ランナーにはフォーム指導も行います。

5. テーピング・サポート具の提案
   　一時的に負担を分散させるテーピングやサポーターを使用します。

6. 生活指導・再発予防
   　体重コントロール、靴の選び方、運動量管理まで丁寧にアドバイスします。

回復の目安

軽症であれば数週間〜1か月程度で改善することが多く、適切な治療と運動療法で再発を防げます。慢性化した場合は数ヶ月を要することもあるため、早めの専門的ケアがおすすめです。

健康保険の適応について（重要）

当院の運用方針に基づく一般的な説明です。

• 急性の外傷や急性期の症状（例：転倒直後の膝の痛みなど）は健康保険の適応が可能な場合があります。

• 反復性・慢性の過使用による鵞足炎は、原則として健康保険の対象外（自費治療）となることが多いです。

明石市で鵞足炎に悩んだら — いちえ鍼灸整骨院から

明石市で「膝の内側の痛み」「走ると膝が痛い」と感じたら、早めの評価が改善を早めます。いちえ鍼灸整骨院では鍼灸と整骨を組み合わせ、個々に合わせた治療計画で根本改善と再発予防を目指します。初めての方は初回特別体験 2,400円（条件あり）で施術を受けられますので、お気軽にお問い合わせください。

※当院は慢性症状と急性症状の保険適用の差について明確にご案内しています。保険の扱いで迷われている方も一度ご相談ください。明石市の皆様の膝の痛みを一緒に改善していきます。

ご予約・お問い合わせは当院の公式ページまたはお電話で。明石市で信頼される「鍼灸」「整骨院」として、あなたの膝をしっかりサポートします。