腰椎椎間板ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニア
椎間板ヘルニアとは、椎骨の間でクッションのような役割をする椎間板が変性して突出し、近くにある神経を圧迫することでさまざまな症状を引き起こす病気です。
椎骨は背骨の骨のことで、首に7個、胸部に12個、腰部に5個存在します。
姿勢を維持する支柱としての役割や、脊椎の中心部にある脊髄・馬尾を守る役割を持ちますが、椎骨の間の椎間板へ反復した圧縮負荷、重いものを持ち上げるなどの過度な荷重、遺伝的因子などにより椎間板に変性が起こりヘルニアを発症します。
腰椎椎間板ヘルニアは下位頸椎や胸椎にも起こりますが、第4腰椎・第5腰椎の間、第5腰椎・仙骨の間がもっとも多いです。
症状は、腰痛・下肢の痛み・下肢の痺れ、知覚障害・下肢の筋力低下・膀胱直腸障害などが出現します。
発症の男女比は2~3:1と男性に多く、後発年齢は20~40歳代と若い世代に起こりやすいと言われています。
仕事や運動など大きな負荷がかかる動作を行うことが多い世代によく見られ、このような急性の痛みの場合は神経への圧迫ストレスを取り除き、炎症を抑えることで痛みが減少します。
椎間板ヘルニアは、手術療法と保存療法があります。
手術療法はよっぽどの痛みでなければすすめられることはありません。
多くは保存療法で3ヶ月ほどで痛みが軽減してきます。
保存療法は、安静・薬・ブロック注射・ストレッチなどがあります。
当院では、椎間板ヘルニアの方にも多くご来院いただいています。
椎間板ヘルニアだけでなく、筋肉や背骨の動きが悪くなって痛みがひどくなってしまうこともあります。
原因をしっかりと発見して、アプローチしていきます。
椎間板ヘルニアの痛みでお悩みの方は、一度当院にご相談下さい。
当院は、患者様一人一人とのコミュニケーションを大切にしています。
その会話の中で生活習慣やクセを見つけ出すオーダーメイド施術により、痛みやお悩みを解決しませんか?