【明石市の鍼灸院が解説】ヒステリー球(咽喉頭異常感症)はなぜ起こる?原因・治療・セルフケアまで徹底解説|いちえ鍼灸整骨院

ヒステリー球

「喉に何か詰まっている感じがする…」
「飲み込めないわけではないけれど、喉の違和感がずっと続いている…」
「病院で検査しても ”異常なし” と言われてしまった…」

このようなお悩みで検索されて、この記事に辿り着いた方も多いのではないでしょうか。
明石市にある いちえ鍼灸整骨院 でも、こうした “原因不明の喉の不快感” を訴えて来院される方は少なくありません。

その症状の代表が、

「ヒステリー球(咽喉頭異常感症)」

です。

本記事では、鍼灸・東洋医学の専門的な視点から、ヒステリー球の原因・鍼灸での改善アプローチ・セルフケアまでわかりやすく解説します。

1|ヒステリー球とは?

ヒステリー球とは、
喉に“何かが詰まっているような感覚”が続く状態 を指します。

実際には
・食べ物が飲み込める
・呼吸も問題ない
・検査をしても器質的な問題(腫瘍・炎症など)が見つからない
といった特徴があります。

医学的には「咽喉頭異常感症」と呼ばれ、ストレス・自律神経の乱れが関係していることが多い症状です。

2|患者様がよく訴える症状

いちえ鍼灸整骨院に来院される方の多くが、次のような違和感を感じています。

  • 喉に何か詰まっている感じ

  • つばを飲み込む時だけ違和感が強くなる

  • 喉がキュッと締め付けられる

  • 深呼吸すると喉がつっかえる

  • 喉に膜が張ったような感覚

  • 喉の締め付けと同時に胸にもモヤモヤした圧迫感がある

病院で異常がないと言われるため、
「気のせい?」「ストレスのせい?」
と考えてしまい、不安を抱える方も多いのが特徴です。

3|ヒステリー球が起こる原因(東洋医学+現代医学の視点)

ヒステリー球の原因は1つではありません。
鍼灸の視点では特に、下記の要因が組み合わさって起きると考えます。


① ストレスによる自律神経の乱れ

ストレスが続くと、
・喉まわりの筋肉が緊張
・食道周囲の自律神経が興奮
・呼吸が浅くなる
といった変化が起こり、喉の違和感につながります。

現代人に多い「交感神経優位」の状態が、ヒステリー球を悪化させる最大の原因です。


② “気の巡り”の停滞(東洋医学)

東洋医学では、
ストレスで気が停滞する状態を 「気滞(きたい)」 と呼びます。

特に胸〜喉に気が滞ると、

  • 喉の詰まり感

  • 胸のモヤモヤ

  • 呼吸のしづらさ

  • ため息が増える

などが出やすくなります。

“喉のつっかえ”という症状は、まさに気滞の典型。


③ 姿勢の乱れ(猫背・巻き肩)

スマホ・デスクワークの時間が長い方に多いのが、
猫背 → 頭が前に出る姿勢 → 首・喉周りの筋緊張
という悪循環。

胸鎖乳突筋、斜角筋、舌骨上筋群が緊張すると、喉元の不快感につながります。


④ 呼吸の浅さ

緊張状態が続くと、呼吸が浅くなり、
胸郭が硬くなる → 喉の緊張につながる
という流れが起こります。

鍼灸では、呼吸の改善も症状緩和の大きなポイントになります。

4|なぜ鍼灸がヒステリー球に効果的なのか?

明石市内でも、ヒステリー球に鍼灸でアプローチできる院は多くありません。
いちえ鍼灸整骨院では、ヒステリー球に悩む患者様を多く施術してきました。

鍼灸が効果を発揮する理由は以下の通りです。


① 自律神経の調整

鍼灸は、
・交感神経の興奮を抑える
・副交感神経を高める
という作用が認められており、喉の違和感を引き起こすストレス性の緊張を緩和します。

特に有効なツボとしては、

  • 天突(てんとつ)

  • 内関(ないかん)

  • 合谷(ごうこく)

  • だん中

などがあります。


② 喉まわり・首の筋緊張をゆるめる

喉の違和感に深く関わる筋肉へ、鍼はピンポイントでアプローチできます。

  • 胸鎖乳突筋

  • 斜角筋

  • 舌骨上筋群

  • 胸郭周囲の筋群

これらの筋緊張を取り除くことで、喉の圧迫感・つっかえ感が和らいでいきます。


③ 気の巡りを整える(東洋医学)

胸・喉の気滞を解消し、
「気がスッと通る感覚」
を感じる方が多く、施術後に“喉が軽くなった”という声がほぼ共通して聞かれます。


④ 姿勢の調整との組み合わせ

いちえ鍼灸整骨院では、鍼灸だけでなく
姿勢矯正
も合わせて施術できるため、喉の症状を早期に改善しやすいのが特徴です。

5|治療の流れ(初回〜改善まで)

問診・姿勢チェック・自律神経の状態確認
 生活習慣、ストレス状況も丁寧にヒアリング。

首・胸周囲の筋緊張のチェック

鍼灸施術(自律神経・首・喉周囲の筋肉へ)

必要に応じて骨格・姿勢の調整

呼吸改善トレーニングの指導

多くの方は、
3〜5回ほどで変化を感じ始め、10回前後で症状が安定するケースが多いです。

6|自宅でできるセルフケア

① ゆっくりした胸式呼吸

・4秒吸う
・6秒かけて吐く
を5〜10回。

自律神経の興奮が鎮まります。


② 首の前側ストレッチ(軽め)

胸を張り、ゆっくり顎を上げる。
※痛みが出る場合は中止。


③ お風呂で首・胸をしっかり温める

筋緊張の緩和に効果的。


④ 「ため息」を意識的に行う

ため息は呼吸をリセットし、副交感神経を高めます。

7|どんな時に受診すべき?

以下のような場合は、早めに相談してください。

  • 症状が2週間以上続く

  • 喉の違和感が強く、不安を感じる

  • ストレスで身体が緊張しやすい

  • 病院では異常なしと言われたが改善しない

  • 姿勢が悪く、首肩のコリが強い

原因が不明な喉のつっかえは、不安を募らせやすいため、専門家のサポートが必要です。

8|明石市でヒステリー球にお悩みなら、いちえ鍼灸整骨院へ

ヒステリー球は、病院では異常が見つからないことが多く「どうしたら良いのか分からない」方が非常に多い症状です。

しかし、
自律神経・姿勢・首肩の筋緊張・気の巡りを整えることで改善できる症状でもあります。

いちえ鍼灸整骨院では、丁寧な問診と東洋医学的な見立てをもとに、
あなたの喉の違和感の原因に合わせて施術を組み立てていきます。


\初回特別体験:4,800円/

ヒステリー球でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

いちえ鍼灸整骨院
〒674-0081 兵庫県明石市魚住町錦が丘4丁目1-10
TEL:078-380-8439

ブログカテゴリー

アーカイブ