野球肘
野球肘
野球肘とは野球をやっている方がなりやすい為の俗称で、正式には「内側上顆炎」といいます。
内側上顆には主に肘、手首を曲げる筋肉がついています。
その筋肉が繰り返し使われることで筋繊維が擦り切れて炎症が起こります。
使って炎症が起こるだけでは炎症自体は筋修復をする過程で必要なものなので悪い物ではないのでまだ大丈夫ではありますが、その後のアイシングやストレッチ等をおろそかにしてしまうと筋修復がしっかりと行われません。
その状態でまた筋を使ってしまうと炎症が更に広がります。
これが繰り返し行われることにより回復が正しく行われず炎症が激化、内側上顆炎になります。
一度治ってもしっかりと筋や骨を治さないと繰り返してしまう恐れが高い疾患でもあります。
【野球肘の原因】
主な原因はやはり筋の使い過ぎや休養不足です。
運動、日常使った後のストレッチ等のセルフケアを怠るとなりやすいです。
また、野球選手等の腕を良く使うスポーツの場合は使い過ぎ、セルフケア不足もありますが、股関節周りや胸郭周りの柔軟性、可動性不足、上半身と下半身の筋、骨のバランス不全なども原因の1つです。
放置しておくと 疼痛悪化・骨棘の出現(関節ネズミ)・肘部管症候群・手根管症候群・変形・筋力低下などが出現します。
スポーツはおろか日常生活もまともにおくれない状況に陥りかねません。
【野球肘の症状】
- 軽いキャッチボールも痛い
- 何もしなくても肘がズキズキ痛む
- 手をついて立ち上がるときに痛む
- ペットボトルのフタが開けられない
- 痛みで運動を続けられない
いちえ鍼灸整骨院の【野球肘】アプローチ方法
炎症が強い場合は鍼治療、ハイボルテージ治療を用いて炎症・疼痛軽減をします。
筋肉の硬さを取る為には手技や鍼治療を用います。
また、股関節、胸郭周りの柔軟性、可動性不足も野球肘には大きな原因があるので、姿勢矯正やストレッチで改善します。
いちえ鍼灸整骨院の【野球肘】に対する施術方法
■姿勢矯正
人それぞれの生活スタイルでゆがみ方も様々なので、その方に合わせてお身体のゆがみをチェックして、ゆがんでる部分を正しい場所に戻して正常な状態に整えます。
背骨が整い、姿勢が正しい状態に戻ることで野球肘の症状を解決へと向かわせることができます。
■ハイボルテージ治療
日常生活に支障をきたすほどの痛みが出ている場合、
いちえ鍼灸整骨院では、ハイボルテージ電気機器を用いた施術を行っています。
この機械は痛みの原因が神経・筋肉などの炎症にある場合、その炎症に直接作用し痛みを取り除くことができます。
また、どの部分の筋緊張が強くあるかを検査することもできるので今後の野球肘を治療していくにあたって最適な治療プランを提案することができます。
■鍼灸治療
鍼をすることによって、炎症を抑えて筋緊張を改善することができます。