腱板損傷の症状と原因|明石市で肩の痛みにお悩みなら鍼灸という選択肢
腱板損傷

「腕を上げると肩が痛い」
「夜になると肩がズキズキして眠れない」
「以前より肩に力が入りにくくなった」
「肩を動かすと痛いけれど、五十肩なのか腱板損傷なのか分からない」
このような肩の痛みでお悩みではありませんか?
肩の痛みにはさまざまな原因がありますが、その一つに腱板損傷があります。
腱板損傷は、スポーツや仕事などで肩を繰り返し使う方だけでなく、加齢による腱の変化などによっても起こることがあります。特に40歳以降では、明らかな大きなケガがなくても腱板に損傷が生じる場合があります。
今回は、明石市魚住町のいちえ鍼灸整骨院の視点から、腱板損傷の原因や症状、五十肩との違い、鍼灸によるケアについて分かりやすく解説します。
腱板損傷とは?
腱板とは、肩関節を安定させ、腕を動かすために重要な筋肉と腱の集まりです。
肩関節は非常に大きく動く関節ですが、その分、骨だけでは安定性を保ちにくい構造になっています。
そこで重要な役割を果たしているのが腱板です。
腱板には、
・棘上筋
・棘下筋
・小円筋
・肩甲下筋
という4つの筋肉が関係しています。
これらの筋肉と腱が協力することで、腕を上げたり、肩を回したりするときに上腕骨頭を安定させています。
この腱板に炎症や損傷、部分的な断裂、完全断裂などが起こった状態を、一般的に「腱板損傷」と呼びます。
特に腱板断裂では、肩の運動時痛や夜間痛、腕を上げる際の力の入りにくさなどがみられることがあります。
腱板損傷はなぜ起こる?
腱板損傷というと、「転んだ」「肩を強くぶつけた」などの大きなケガを想像する方も多いかもしれません。
しかし、実際には明確な外傷がなくても腱板に損傷が起こることがあります。
主な原因として考えられるのが、
1.肩の使いすぎ
野球、テニス、バレーボール、水泳など、腕を繰り返し高く上げるスポーツでは、肩に大きな負担がかかります。
また、スポーツだけではありません。
・荷物を繰り返し持つ
・高い場所の作業を続ける
・腕を上げた状態で仕事をする
・子どもの抱っこを繰り返す
といった日常生活や仕事でも、肩への負担が積み重なることがあります。
2.加齢による腱の変化
腱板は年齢とともに少しずつ変化していきます。
そのため、40代以降では、特別なケガをした覚えがなくても腱板に損傷が生じることがあります。日本整形外科学会でも、腱板断裂は中年以降に多く、外傷によるものだけでなく日常生活の中で発生するケースがあるとされています。
「何もしていないのに肩が痛くなった」という場合でも、単なる肩こりと決めつけないことが大切です。
3.肩周囲の筋肉バランスの乱れ
肩関節を動かすためには、腱板だけでなく、肩甲骨周囲や背中、胸部など多くの筋肉が関係します。
猫背や巻き肩などの姿勢が続くと、肩甲骨の動きが悪くなり、肩周囲の筋肉に負担が偏る場合があります。
もちろん、姿勢だけが腱板損傷の原因になるわけではありません。
しかし、肩に負担が集中しやすい身体の使い方になっていないかを確認することは、再発予防や症状管理を考えるうえで重要です。
腱板損傷で起こりやすい症状
腱板損傷では、次のような症状がみられることがあります。
・腕を上げると肩が痛い
・肩を横から上げると痛い
・物を持ち上げると痛い
・肩を動かすと引っかかる感じがある
・夜中に肩が痛くなる
・痛い側を下にして寝られない
・肩に力が入りにくい
・腕を上げる動作が以前よりつらい
・肩を動かすとゴリゴリ、ジョリジョリする感じがある
特に注意したいのが夜間痛です。
腱板断裂では、夜間痛によって睡眠が妨げられることもあります。肩の痛みで何度も目が覚める、寝返りをすると痛いという場合には、単なる肩こりとして放置せず、一度状態を確認することをおすすめします。
五十肩と腱板損傷は何が違う?
「肩が痛くて腕が上がらない」という症状から、腱板損傷と五十肩を同じものだと思っている方も少なくありません。
しかし、両者には違いがあります。
五十肩、いわゆる肩関節周囲炎では、肩関節周囲の炎症などに伴って肩の動きそのものが制限されることがあります。
一方、腱板損傷では、痛みや筋力低下がある一方で、肩関節の動きが比較的保たれているケースもあります。日本整形外科学会でも、腱板断裂では運動痛や夜間痛、挙上時の力の入りにくさなどがみられる一方、五十肩と比べて関節が固くなる「拘縮」が少ないことが特徴として挙げられています。
ただし、症状だけで自己判断するのはおすすめできません。
肩の痛みには、腱板損傷以外にも肩関節周囲炎、石灰沈着性腱板炎、頚椎由来の痛みなど、さまざまな原因が考えられるからです。
腱板損傷はどのように確認する?
腱板損傷が疑われる場合、まずは肩の動きや筋力、痛みの出る動作などを確認します。
必要に応じて整形外科で画像検査を受けることも重要です。
レントゲンでは骨の状態などを確認できますが、腱板そのものの状態を詳しく確認するにはMRIなどが利用されることがあります。
「肩が痛いから、とりあえずストレッチをしておこう」と自己判断で強く動かすのは避けましょう。
特に、
・転倒後から急に肩が痛くなった
・突然腕に力が入らなくなった
・腕を上げることが難しい
・強い夜間痛が続いている
・肩の痛みがどんどん悪化している
という場合には、まず医療機関で状態を確認することが大切です。
腱板損傷に対する保存的な考え方
腱板損傷だからといって、必ずしも手術が必要になるわけではありません。
損傷の程度や年齢、仕事内容、スポーツ活動、痛みの強さ、肩の機能などを考慮して治療方針を決めていきます。
保存療法では、痛みを抑えながら肩の機能を維持・改善するために、運動療法などが行われることがあります。
腱板断裂では断裂した腱そのものが自然に元通りになるとは限りませんが、残っている腱板や肩周囲の筋肉を適切に働かせることで、肩の機能改善を目指す考え方があります。
そのため、「痛みがあるから完全に動かさない」というよりも、状態に合わせて適切な負荷を選択することが大切です。
明石市のいちえ鍼灸整骨院で考える腱板損傷への鍼灸
では、腱板損傷に対して鍼灸はどのように考えればよいのでしょうか?
まず大切なのは、鍼灸によって断裂した腱そのものを直接つなぎ直すわけではないということです。
鍼灸では、肩周囲の筋肉の緊張や痛み、身体全体のバランスなどを確認しながら、症状に合わせて施術を行います。
腱板に負担がかかっている場合でも、実際には肩周囲の筋肉が過緊張を起こしていたり、肩甲骨周囲の筋肉がうまく働いていなかったりすることがあります。
そこで、
・肩周囲の筋緊張
・肩甲骨周囲の筋肉
・首や背中の状態
・胸郭の動き
・姿勢や身体の使い方
などを総合的に確認します。
鍼灸によって痛みや筋肉の緊張をケアしながら、必要に応じて運動療法や日常生活での身体の使い方を組み合わせることで、肩を動かしやすい状態を目指します。
鍼灸だけでなく「肩全体」を見ることが大切
腱板損傷で大切なのは、痛い場所だけを見ることではありません。
肩関節は、肩甲骨、鎖骨、胸郭、頚椎など、周囲のさまざまな部位と連動して動いています。
例えば、肩甲骨が十分に動かない状態で腕を繰り返し上げていると、肩周囲に負担が集中することがあります。
そのため、いちえ鍼灸整骨院では、肩だけを見るのではなく、
「なぜこの肩に負担がかかっているのか」
という視点も大切にしています。
痛みが出ている場所だけを一時的にケアするのではなく、身体の動きや筋肉のバランス、姿勢などを確認しながら、その方に合った施術を考えていきます。
自宅でできる腱板損傷のセルフケア
こんな方は一度ご相談ください
まとめ|明石市で腱板損傷による肩の痛みにお悩みなら
腱板損傷は、肩を動かすために重要な腱板に炎症や損傷、断裂などが起こる状態です。
肩を使いすぎたことによる負担だけでなく、加齢による腱の変化によって、明確なケガがなくても発生することがあります。
代表的な症状は、
・肩を動かしたときの痛み
・腕を上げるときの痛み
・夜間痛
・肩の力が入りにくい
・肩を動かしたときの違和感
などです。
「肩が痛い=五十肩」とは限りません。
腱板損傷の場合もあるため、痛みが長期間続く場合や、腕に力が入りにくい場合には、適切に状態を確認することが重要です。
鍼灸では、断裂した腱そのものを修復することを目的とするのではなく、肩周囲の筋肉の緊張や痛み、肩甲骨や身体全体の動きなどを確認しながら、肩を動かしやすい状態を目指していきます。
明石市魚住町のいちえ鍼灸整骨院では、肩の痛みを「痛い場所だけ」の問題として考えるのではなく、身体全体のバランスや動きも確認しながら、一人ひとりの状態に合わせた施術を大切にしています。
「この肩の痛みは腱板損傷なのかな?」
「鍼灸で肩の痛みをケアしたい」
「肩を動かすと痛いけれど、どうしたらいいか分からない」
そんな方は、一人で我慢せず、まずはご相談ください。
肩の痛みをそのまま放置せず、現在の状態に合わせた適切なケアを始めることが、肩の機能を守るための第一歩です。

