ぎっくり腰(急性腰痛)— 明石市のいちえ鍼灸整骨院から患者様へ
はじめに — ぎっくり腰はなぜ起こるのか?

「重い物を持ち上げたとき」「くしゃみをした瞬間」「朝起きて体を起こそうとしたとき」――突然腰に激しい痛みが走り、動けなくなる。このような症状は一般的に「ぎっくり腰」と呼ばれます。医学的には急性腰痛とされ、多くの方が一度は経験する可能性のある症状です。
明石市でもお仕事や家事・育児で日々体を酷使している方に多くみられ、当院にも頻繁にご相談があります。「突然動けなくなってしまった」「明日仕事に行けるだろうか」といった不安を抱えて来院される方が少なくありません。
症状 — ぎっくり腰の特徴
ぎっくり腰は主に以下のような症状がみられます。
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腰に突然強い痛みが走る
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立ち上がれない、歩けないほどの痛み
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腰を曲げる、伸ばすときに激痛が走る
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動かさなければ比較的痛みは落ち着く
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体が「固まる」ように感じてしまう
多くは数日〜1週間で落ち着いていきますが、放置していると再発しやすくなり、慢性的な腰痛に移行することもあります。
原因 — ぎっくり腰の背景にあるもの
ぎっくり腰の原因は一つではなく、いくつかの要因が組み合わさって発生します。
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筋肉や靭帯の損傷:急な動作や無理な姿勢で筋肉・靭帯に負担がかかる
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椎間関節や椎間板の負担:姿勢不良や長時間のデスクワークで疲労が蓄積している
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筋肉の過緊張:防御反応として筋肉が硬直し、さらに痛みが強まる
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冷えや疲労の蓄積:体調が落ちているときに症状が出やすい
特に現代では、デスクワークやスマートフォンの使用などで背中や腰に負担をかける生活習慣が原因になっているケースが多く見られます。
鍼灸による治療 — 明石市の当院の特徴
鍼灸はぎっくり腰に対して有効なアプローチの一つです。
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血流を促進し炎症を鎮める
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筋肉の緊張を和らげる
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自律神経を整え、体の回復力を高める
当院では痛みの程度に合わせ、腰周囲や関連するツボに鍼やお灸を行います。鍼は髪の毛ほどの細さで、初めての方でも安心して受けていただけます。鍼灸を行うことで動きやすさが増し、自然治癒力を引き出しながら早期回復を目指します。
運動療法 — 動かすことが回復につながる
ぎっくり腰直後は強い痛みがありますが、必要以上に安静にすると回復が遅れることもあります。
当院では症状に合わせて以下のような運動療法を指導しています。
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腹式呼吸や体幹を安定させる軽い体操
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足や股関節のストレッチで腰の負担を軽減
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痛みの範囲内での歩行
「動かしていいのか分からない」という患者様が多いですが、正しい運動は回復と再発予防につながります。
セルフケア — ご自宅でできる工夫
ぎっくり腰は日常のちょっとした工夫で痛みを和らげられます。
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冷却と温熱:痛みが出た直後は冷却で炎症を抑え、その後は温めて血流改善
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姿勢の工夫:横向きで膝を軽く曲げる「楽な姿勢」を見つける
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コルセットの活用:一時的に腰を支え、動作を楽にする
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無理のない日常動作:急に立ち上がらず、動きを分けて行う
セルフケアはあくまで補助であり、痛みが強いときや再発を繰り返す場合は専門的な治療が必要です。
いちえ鍼灸整骨院での治療の流れ
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丁寧な問診と検査 — いつ、どの動作で痛みが出たかを確認し、安全に施術できるか判断
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鍼灸・手技療法 — 急性期は優しい刺激で痛みを和らげる
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矯正・運動指導 — 痛みが落ち着いてから再発予防へ
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セルフケア提案 — ご自宅でもできるケアをお伝えし、安心して日常生活に戻れるようサポート
当院は「ただ痛みを取る」のではなく、「再発しにくい体づくり」までを見据えて施術を行っています。
受診の目安 — 医療機関に行くべきケース
ぎっくり腰の多くは整骨院や鍼灸で対応できますが、次のような症状がある場合は整形外科を優先してください。
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足のしびれ・力が入らない
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排尿や排便に異常がある
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強い発熱を伴っている
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痛みが日に日に悪化する
これらは神経や内臓の病気が関係している可能性があるため、早急な医療機関での検査が必要です。
まとめ — 明石市でぎっくり腰にお悩みの方へ
ぎっくり腰は突然の痛みで強い不安を感じますが、適切な対応をすれば回復は早まります。鍼灸は痛みの軽減と自然治癒力の向上に役立ち、再発予防にもつながります。
明石市のいちえ鍼灸整骨院では、患者様一人ひとりの状態に合わせた施術を行い、早期の回復と再発予防をサポートしています。もし「ぎっくり腰かもしれない」と感じたら、ぜひお気軽にご相談ください。