腰痛にはお腹の筋肉が関係している!
腹横筋
お腹を膨らますことはできますか。
これができないと、腹横筋の筋力低下が原因かもしれません。
【腰方形筋とは】
いわゆる腹筋にも種類があります。
腹筋の中でも一番深層にあるのが、腹横筋です。
【起始】
●鼠径靭帯の外側3分の1および関連する腸骨筋膜
●腸骨稜の前2/3
●胸腰部筋膜
●下6つの肋軟骨と肋骨の内面(7-12)
【停止】
●白線
●内腹斜筋の腱膜
●恥骨結合
●恥骨線
このように広範囲にわたって付着しているのがわかります。
【腹横筋の役割】
腹部の緊張を維持し、腹部臓器を支えます。
・腹腔内圧を高め、強い呼気、咳、排便に役立てます。
・他のコアマッスルと協調して、動作中の腰部・骨盤を支持します。
・片側作用では、同側の体幹の回旋に働きます。
つまり腹横筋はコルセットの役割をしています!
コルセットの役割が弱いと、腰を支えることができず腰痛にんです!
【腹横筋のトレーニング】
寝た状態で鼻から息を吸い、口からゆっくり吐く腹式呼吸を数回行い!
下腹部に手を当て、お腹をへこませる意識をしながら息を完全に吐ききります。
お腹をへこませた状態をキープしつつ、浅い呼吸を30秒程度繰り返します。
お腹を膨らませる動きを意識しながら、息を深く吸います。
これを3~5セット行います。