ランナー膝
ランナー膝
ランナー膝とはランニングによる膝周りのスポーツ傷害の総称です。
細かく分けると「腸脛靭帯炎」や「鵞足炎」などが挙げられます。
特に日本人はO脚が多く、脚の外側にある腸脛靭帯に負担がかかりやすくなるため腸脛靭帯炎になる割合が高いです。
特徴としてはランニングなどの運動時には痛みが出るが日常生活においてはそこまでの痛みが出ないことが多いことです。
そのため軽視しがちになってしまう人が多く結果的に悪化してしまい歩くだけでも痛みが強くなってしまい改善までにが長期になってしまうケースもあります。
【ランナー膝の原因】
太腿の外側には、腸脛靭帯という大腿筋膜張筋から連続する靭帯が走行しています。
その腸脛靭帯が、付着部である脛骨の外側(膝関節の外側・ガーディ結節)で炎症が起こる“腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)”になっている可能性が考えられます。
腸脛靭帯炎はランナー膝ともいわれ、マラソン選手を筆頭に、長距離走行を行なう競技や運動によくみられる疾患のひとつとして有名です。
①走行時間が長い②柔軟性不足③オーバーユース④路面が硬い⑤硬いランニングシューズ⑥内反膝
上記の①~⑥が当てはまる方程、腸脛靭帯炎を患ってしまうリスクが非常に高い状態であると言えます。
【ランナー膝の症状】
- 膝の外側が腫れぼったく感じる
- 膝の外側の痛み、膝を曲げたり・伸ばすときに痛む
- 歩いたり階段を上ると痛む
- 寝起きに立とうとすると激痛が走る
- 走ることができない
- 膝の痛みが半年間続いている
いちえ鍼灸整骨院の【ランナー膝】アプローチ方法
腸脛靭帯炎による痛みによって周囲の筋肉が緊張し、硬くなります。
いちえ鍼灸整骨院では、腸脛靭帯と連結する大腿筋膜張筋・大殿筋・外側広筋といった筋肉・筋膜を、施術にて柔らかくし、腸脛靭帯にかかる張力を軽減させ、改善させていきます。
また、腸脛靭帯炎はランニング中の癖を見直したり、柔軟性不足(ストレッチ)を日頃から改善させていくことも重要です。
いちえ鍼灸整骨院の【ランナー膝】に対する施術方法
■ハイボルテージ治療
日常生活に支障をきたすほどの痛みが出ている場合、
いちえ鍼灸整骨院では、ハイボルテージ電気機器を用いた施術を行っています。
この機械は痛みの原因が神経・筋肉などの炎症にある場合、その炎症に直接作用し痛みを取り除くことができます。
また、膝のどの部分に炎症が起きているのかを検査することもできるので今後のランナー膝を治療していくにあたって最適な治療プランを提案することができます。