捻挫
捻挫とは?
「捻挫」はともに関節付近の痛みであり、スポーツ現場だけではなく、日常生活においても多くみられる症状です。
【捻挫の原因】
捻挫は、関節を強く捻ることで靭帯を損傷した状態を言います。
正常な可動域を超えて関節運動が起こった場合と、捻り動作の繰り返しや継続によって起こる場合があります。
サッカー、ラグビー、バスケットなど接触や転倒、ジャンプ動作の多いスポーツ現場はもちろん、「段差の踏み外し」によって日常生活でも身近に起こる可能性があります。
関節であればどこでも発生する可能性はありますが、足首(足関節)にみられる場合が多く挙げられます。
・捻挫の症状
疼痛、圧痛(靭帯の損傷部分に限局する)、内出血による腫脹、関節の動揺性などがみられます。
捻挫は、炎症症状(疼痛、腫脹、熱感、発赤、機能障害)が出てきやすいため、対処法としては「RICE処置」が大切になってきます。
- Rest(安静):組織の損傷が悪化しないように、患部を安静にします。痛み、損傷の程度によってはテーピングや包帯などで関節を固定する場合もあります。
- Icing(冷却):炎症と内出血による腫脹が悪化しないように、患部を冷却します。氷水やアイスパック、保冷剤を使用して、タオル越しに患部に当てて冷やすようにします。(冷やしすぎにはご注意ください)
- Compression(圧迫):腫脹が広がらないように、患部を包帯、テーピング、バンテージなどで圧迫します。
- Elevation(挙上):腫脹が末端部分にたまらないように、患部を心臓より高い位置に挙上します。
いちえ鍼灸整骨院の【捻挫】アプローチ方法
ケガをしてしまった部位だけが原因でないことが多くみられますので、当院ではまず患者さんのお身体全体の確認を行っていきます。
捻挫を繰り返す方は、捻挫をしやすい姿勢や歩き方などをしている可能性があります。
腱鞘炎も首や普段の姿勢が原因となっていることもあります。
痛みが出ている部位だけに施術するのではなく、身体全体をみて施術を行っていきます。
いちえ鍼灸整骨院の【捻挫】に対する施術方法
■ハイボルテージ治療
当院では、患部に特殊な電気刺激(高電圧電気刺激療法)を与えることにより、より早く回復に向かわせる事が出来る電気治療があります。
■鍼灸治療
急な捻挫に効果を発揮する治療法になります。
鍼は髪の毛ほどの細さで痛みも感じにくく、小学生から年配の方まで幅広く受けて頂けます。